現状の報告と今後の方針について相談
もうさすがに限界かなと思っている。私もよく我慢したほうだ。以前の私ならここまで耐えることは出来なかった。もっと早く手を打っていただろう。しかし、いろんな事情や思惑があって、ここまで放置した。ここでやめにすることを決めた。
もちろん、迷いが全くないかといえばそうでもない。本当に私の決断は正しいのだろうかと毎日悩んでいる。ご飯も喉を通らず、夜も眠れない。一つの決断にこれほど悩んだのは生まれて初めてである。
そこで皆さんの意見が欲しいと思った。自分一人で決めれないのかと批判を浴びることは分かっている。弱い人間だという意見は甘んじて受け入れるつもりだ。しかし、それよりも素直に現状について語って、今後の対策について考えたいと思ったのだ。それが素直な気持ちである。
まずは現状をありのままに報告したい。
まず正面から。まだ比較的そのインパクトは少ない。
左側から。耳付近は髪の毛がいろんな方向に向かっていて、統一感が全くない。
後ろから。はっきり言ってこの写真はかなりすごいと思う。自画自賛である。
円を重ねてみると本当に綺麗な円状になっていることが分かる。
そして上から。非常に変な形である。上から頭を見てこんな形になっている人は他にもいるのだろうか(反語。「いや、いない」)。
もうほとんどアフロ田中の域である。もともと田中はいろんな面が似ていると思っていたが、髪の毛も近づいている。
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最近もらったコメントは下記のようなものだ。
「アフリカン・ジャパニーズなの?」(豪州人)
「一応それも『髪』っていうカテゴリーなのかな?」(日本人)
「私の人生にあなたの髪型は特に関係ないから、別に構わないわ。」(豪州人)
「いいエンターテイメントだと思うよ。」(豪州人)
「非常に興味深い研究対象だ」(日本人)
ただ髪を伸ばしたことで「風に髪がなびくという感覚」や「手で髪をかきあげるという仕草」くらいは出来るようになった。確かに風が吹いても私の髪はほぼ動かないし、かきあげる動作が必要なほと髪も伸びていないのだが、雰囲気がつかめただけでも十分である。これまで出来ないことができるようになったのだ。もう一区切りつけてもいいのではないだろうか。
日常生活上の不便さも出てきそうだ。いかに不審者じゃないかということを説明しても理解してもらえなさそうだ。飛行機に乗るときは何か隠してないかチェックされるかもしれない。
ここまでの長さになったことはなかった。毎日が新記録である。つまり日々新しい自分との出会いである。しばらく前までは明日の自分はどんな自分だろうと思うと、それだけで楽しかった。しかし最近は違う。新しい自分が怖いのだ。やりすぎじゃないかと不安になってくる。もうこの辺りでお別れするのがいいかもしれない。
ここまでの道のりはほぼ4ヶ月。
一方で情もわきつつある。オーストラリアに来てずっと一緒にやってきて、切り捨ててしまうことへの抵抗感もある。
髪の毛という新しいパートナーを見つけた今、私の頭の中をこの歌がリフレインして止まらないのも事実だ。
遠かった 怖かった でも 時に素晴らしい夜もあった
笑顔もあった どうしようもない 風に吹かれて
生きてる今 これでもまだ 悪くはないよね
このビデオを見て歌詞をかみしめていると、やはりもっと一緒にいるべきじゃないかという気持ちにもなってくる。
悩んでいる。このパートナーとの生きる道を。
だから、意見が欲しい。私の今後の進む道について。